@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213116, author = {遠藤, 繁之 and 内田, 法彦 and 柴田, 義孝}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集}, issue = {1}, month = {Jun}, note = {近年,Internet of Things (IoT) サービスが著しく普及し,2021 年には,世界中の IoT デバイス数は 447.9 億台程まで増加すると予想されている.そして,IoT デバイスによるデータ通信量も年々増加傾向にあり,M2M 接続のシェアは 2018 年の 33% から 2023 年には 50% に拡大し,146 億の M2M 接続が見込まれている.そこで,IoT/M2M 通信向けのシンプル・軽量かつ省電力な通信プロトコルとして MQ Telemetry Transport(MQTT) が注目されている.しかし,MQTT にはメッセージの適時性を保証する機能は定義されておらず,IoT デバイス数が増加傾向にある近年において,利用者が重要なメッセージを迅速に取得できない可能性が指摘されている.そこで,本研究では,MQTTv5.0 で新しく追加されたメタデータ領域を利用し,IoT データにおける優先度を考慮した拡張 MQTT 法を提案する.提案手法では MQTT パケットの送信者と受信者の仲介の役割を行う Broker に対し,分類・優先度キュー,・送信制御の 3 つの機能を付与することで優先度制御を行い,優先度レベルは本機能を利用するユーザによって任意に決定される.本機能を利用するユーザによって,任意に設定するものとする.提案手法の有効性を検証するため,プロトタイプシステムを作成し,3つの優先度レベルからなる IoT データを持つ IoT デバイスが存在する環境を想定し,評価実験を行なった.その結果,優先度レベルの高いメッセージほど遅延時間の改善が見られ,最も優先度レベルが高いメッセージの伝送遅延は平均で 48.2% の削減が確認でき,その有効性が示された.}, pages = {1548--1553}, publisher = {情報処理学会}, title = {IoTデータにおける優先度を考慮した拡張MQTT法に関する提案}, volume = {2021}, year = {2021} }