@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213110,
 author = {三宅, 悠介 and 栗林, 健太郎},
 book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集},
 issue = {1},
 month = {Jun},
 note = {情報システムが利用者(ユーザーおよび開発運用者)に対して有用なものであるためには,(1)利用者の主観的な判断基準や選好等の利用者それぞれに固有のコンテキストを,システムの作動に際して織り込む必要がある.また,(2)そのような利用者のコンテキストは,利用者と情報システムとのコミュニケーションを通じて徐々に形成されていくという前提で,システムを構想する必要がある.そして,(3) ユーザーの満足度や開発運用者の負担の観点から,コンテキストの創出やシステムの作動の変更は暗黙的かつ自動的に行われるべきである.我々は,このような利用や運用に関わる障壁が取り除かれた未来のシステム,すなわち「なめらかなシステム」を目指している.なめらかなシステムでは,情報システムと利用者の間をなめらかにするために,相互の理解形成が重要であると考える.本講演では,「なめらかなシステム」というシステム観に基づいた運用技術のひとつのあり方を議論したい.そのために,相互理解に必要な要素,ならびにこれを織り込み,適応的に振る舞う情報システムの実現に必要な技術を整理し,当社の事業領域である Web サービスにおける部分研究を紹介する.},
 pages = {1509--1509},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {なめらかなシステムと運用維持の未来},
 volume = {2021},
 year = {2021}
}