@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00213000, author = {近本, 祐介 and 立花, 誠也 and 堤, 悠喜 and 澤野, 弘明 and 石原, 進}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集}, issue = {1}, month = {Jun}, note = {高度経済成長期に敷設された下水管の老朽化に伴い,下水管の検査や修復作業が全国的に必要となっている.しかしながらその時間的,人的コストが作業実施の障壁となっている.筆者らは,下水管検査の短時間化や人的コストの削減を目指し,小口径下水管を対象とする浮流無線観測機による下水管検査システムの開発を進めている.このシステムでは無線通信が可能な浮流無線カメラユニット(浮流ノード)を下水管へ投入し,下流のマンホール下に設置された無線LANアクセスポイント (AP) を介して映像データを回収する.そして AP からクラウド上の集約サーバへセルラ通信等を経由して映像データを集約する.集約された映像データは撮影位置とひもづけられた形で検査担当者が閲覧可能とする他,自動診断による障害箇所特定に用いられる.本システム実現のために,複数の浮流無線ノードによる協調型映像送信プロトコルの設計・開発が進められてきたが,映像転送されたデータのサーバへの集約ならびに位置と紐づけられた映像データの掲示システムの実装は行われていなかった.本稿では,撮影された映像と撮影位置を対応づけるため,線形補間によって浮流ノードの位置を推定する手法の提案とその実装について述べる.下水道を模したテストベットでの実験の結果,提案手法における映像データの推定位置誤差は,検査員が障害箇所を特定する上で支障のない範囲に収まっていることが確認できた.}, pages = {741--749}, publisher = {情報処理学会}, title = {浮流無線観測機を用いた省労力下水管検査システムのための映像閲覧システムの構築}, volume = {2021}, year = {2021} }