@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00212973, author = {佐藤, 大生 and 戸川, 望}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集}, issue = {1}, month = {Jun}, note = {スマートグラスによる歩行者ナビゲーションは,視界に直接様々な情報が表示されるため,画面を確認するために視線を落とす必要がなく,より直観的で分かりやすいナビゲーションを実現できる.歩行者ナビゲーションは自己位置の推定が不可欠であり,広くGlobal Positioning System (GPS) が用いられるが,屋内,地下,高層ビル街などでは測位精度が著しく低下する.屋内空間で位置測位する手法として,Pedestrian Dead Reckoning(PDR)があり,端末のセンサを用いて現在位置を推定する.PDR は外部インフラを必要とせず低コストで導入することができるが,初期位置を基準とした相対位置を推定するため,歩行距離が増大するにつれて誤差が蓄積する.蓄積誤差を低減することが PDR の実現において重要である.本稿では,スマートグラスによる歩行者ナビゲーションを対象に,蓄積誤差を低減する PDR 手法を提案する.提案手法では,歩行者が正面を向いて静止したときスマートグラス端末の鉛直下向きの加速度が重力加速度に近づくことを利用し,端末の水平面の角度の蓄積誤差の低減を実現し,その結果,PDR による蓄積誤差の低減を可能とする.評価実験の結果,提案手法により,推定位置の誤差が最大で約 13% 低減されることが分かった.}, pages = {565--573}, publisher = {情報処理学会}, title = {端末姿勢の安定性により蓄積誤差を低減するスマートグラスPDR手法}, volume = {2021}, year = {2021} }