@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00212954,
 author = {吉野, 孝 and 坂本, 真輝 and 永井, 隼人 and 佐野, 楓 and Brent, Ritchie},
 book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集},
 issue = {1},
 month = {Jun},
 note = {これまでに様々な防災支援システムが開発されてきているが,多くのシステムは観光客に防災に対して能動的な行動を求めており,防災に対して関心が低い観光客に利用されない可能性が高い.そこで本研究では「防災情報にさらす」というコンセプトを提案し,その実現例として本システム「Di-sarasu」を開発した.本研究では,観光防災地図の閲覧機能,写真撮影時の防災情報表示機能の効果を評価する実験を行った.実験の結果から得られた本研究の知見は以下の 2 点にまとめられる.(1)受動的な防災情報の表示は防災に対する関心が低い人に有効である.防災に対する関心が低い人は,自分から能動的に防災情報を取得しようとはしなくとも,受動的に防災情報を得られるのならば防災情報を受け入れてくれる.(2)防災情報に自分および知人の顔を写す手法は有効である.表示される防災情報に自分の顔および知人の顔が写っていると,その防災情報を面白がって好意的に受け取ってくれる.},
 pages = {417--424},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {観光客を対象とした受動的な防災情報の提供手法の提案と評価},
 volume = {2021},
 year = {2021}
}