@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00212672,
 author = {塩﨑, 大輔 and 橋本, 雄一},
 issue = {5},
 month = {Aug},
 note = {本研究は,防災と GIS を関連させた体験型カリキュラムを構成し,大学の高校教員免許(地歴)取得のための授業において VR 避難訓練システムの利活用方法を検討することを目的とする.本研究はまず塩﨑・橋本(2020)にて開発された VR 避難訓練システム(VETシステム)を講義内で活用できるように改修する.次に改修した VET システムを 2 つの大学における地理学の授業で運用する.最後に VET システムによって収集されたデータ及び受講生へのアンケート結果を基にその効果及び課題を検証する.VET システムを地理学講義内で運用した結果,非対面授業の中でこうした ICT を用いたコンテンツは有効に活用できると考えられた.コンテンツ作成にあたっては,シナリオを複数用意することによって,状況によって異なる災害時行動のデータを収集し,フィードバックすることができた.これにより学生自身が疑似避難訓練を行うことによって自分の生活と防災を結びつけることができ,フィードバックを受けることによってそれを客観的に評価するという意識を高めることができた.これは地理総合において防災を教えるうえで,教材等をより多面的多角的な視点を持って開発する能力を身に付けられることが期待される.特に今回は函館という陸繋島砂州特有の地形,積雪期夜間という特殊な状況下における疑似避難訓練を体験したことによって,避難行動時に周辺の地形情報,避難所の位置,避難所までのルート,浸水想定のような災害関連情報などといった地理空間情報の重要性を認識するまでに至った.},
 title = {地理総合に向けた大学教育におけるVR防災教育システムの利活用},
 year = {2021}
}