@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00212536,
 author = {山西, 良典 and 松村, 耕平},
 book = {エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集},
 month = {Aug},
 note = {本稿では,ダンス動画をとりまくインタラクションに着目し,視聴時のダンス模倣が動画コンテンツへの注目に与える影響を検証した.ユーザ発信型エンタテインメントの一つである「踊ってみた動画」では,他ユーザがシードとなる教示者のダンスを模倣した動画を撮影して共有していくことでコンテンツが増殖していく.本稿では,「踊ってみた動画」の拡がりにおいて,動画コンテンツをどのように楽しむのか,というユーザの楽しみ方が動画コンテンツ自体の魅力に与える影響に着目した.動画中の被写体に合わせて踊りながら動画を視聴することで被写体自体への注目度が上がると仮説を立て,この仮説検証を行った.その結果,踊りながら動画を視聴した実験群と直立不動で動画を視聴した統制群では,被写体の情報については実験群が,背景の情報について統制群がそれぞれ高い精度で認識していることが確認された.また,動画中での情報の変化においては,実験群と統制群では背景の情報変化についての認識には精度の違いが見られなかった一方で,被写体の情報変化においては実験群の方が高い精度で認識していることが確認された.
これらのことから,踊りながらダンス動画を視聴することでダンス教示者である被写体への注目が高まることが示唆された.},
 pages = {1--6},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {踊るは恥だが役に立つ!?},
 volume = {2021},
 year = {2021}
}