@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00211912, author = {穐山, 空道 and 塩谷, 亮太}, issue = {14}, month = {Jul}, note = {CPU 性能の増加に伴う DRAM アクセスレイテンシの相対的な増大が問題となっており,そのためデータに低確率でエラーが入ることを許す代わりに低レイテンシでのアクセスが可能な Approximate Memory が注目されている.Approximate Memory を実用するためには,エラーにより引き起こされるアプリケーションの計算結果の誤差を見積もり,高速化とのトレードオフを制御することが望ましい.デバイスレベルのエラー発生と遅延の関係は広く研究されているものの,エラー発生に伴う最終的なアプリケーションレベルの計算誤差と高速化の関係は未知である.そこで本研究では,Approximate Memory 上の入力データに混入するエラーが計算結果に与える影響を事前推定することを提案する.プログラムを入力データを受け取り計算結果を返す数学的な関数と捉え,自動微分技術を用いて入力データの各チャンクに対し,チャンク内のデータが微少量ずれた場合の計算結果のずれを表す「重要度」を計算する.このための初期検討として,複数のアプリケーションの代表的な入力データの重要度を計算し,アプリケーションごとの重要度のデータ依存性を議論する.実験の結果,多くのアプリケーションでは重要度のデータ依存性は小さく,事前計算した重要度を未知の入力データにも利用できる可能性が高いことを示した.}, title = {Approximate Memoryにおけるエラー混入対象データの重要度の事前推定に関する検討}, year = {2021} }