@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00211307,
 author = {奥村, 嶺 and 新, 佑太郎 and 新井, イスマイル and 川端, 馨 and 藤川, 和利},
 issue = {27},
 month = {May},
 note = {清掃工場では,現在,集中管理室からの遠隔運転が可能となっているが,機器の点検や清掃は,依然として現場に作業員が赴く必要がある.運用費の削減によって人員を極限に減らした場合,現場に 1 人で赴くことが一般的になるが,不慮の事故を迅速に発見するために,リアルタイムに作業員の位置をモニタリングする必要がある.既存手法として,Wi-Fi や Bluetooth 等電波を利用するものがあるが,清掃工場では通信設備の需要が乏しく,また広大であることから,測位のためだけに Wi-Fi 基地局や Blueooth のビーコンを設置するコストは負担できない.そこで,我々は磁気に注目している.磁気による屋内測位手法では,インフラ整備は不要でありコスト削減が見込まれる.さらに清掃工場には,帯磁した金属,大型モータや発電機が広範囲にわたって存在しており,各地点で磁気の特異性が観測できるのではと考えた.このような仮定のもと,我々は清掃工場における屋内測位システムの開発を目的とし,現場でのデータ収集と解析を進めている.本稿では,清掃工場内の空間的な測位に対して,気圧を用いてフロアを特定する鉛直方向の推定と,1 フロア中の場所を特定する水平方向の推定の 2 項目について検証した結果を示している.前者は 10 フロアから 1 フロアを推定するタスクとして正解率 0.895 を得ており,後者は,フロアの特定および端末の姿勢が把握された上で,測位誤差の中央値が 9.16[m] であった.},
 title = {清掃工場における磁気と気圧を用いた屋内測位可能性の現地調査},
 year = {2021}
}