@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00211298, author = {別府, 文香 and 吉川, 寛樹 and 内山, 彰 and 東野, 輝夫 and 濱田, 啓介 and 平川, 英司}, issue = {18}, month = {May}, note = {新生児は身体の体温調節機能が十分でなく,保育器による適切な温度管理が重要である.現状,保育器内温度の調整は,プローブで測定した体表温度を基に手動で行われている.しかし,プローブによる測定は脱落が起こりやすいという問題がある.これに対して,サーモグラフィを用いることで,新生児に違和感やストレスを与えることなく体表温の測定が可能となる.一方,サーモグラフィを用いた場合には,得られた熱画像から部位ごとの体表温度を抽出する必要がある.これによって,医学的に重要な深部体温に関連する顎下温度や,抹消温度に関連する四肢の温度などの把握が可能になり,適切な保育器内温度の調整に活用できる.そこで本研究では,新生児熱画像から頭部・胸部・四肢の 6 箇所を検出するための手法を提案する.提案手法では,まず YOLOv5 を用いて部位検出モデルを構築する.さらに,モデル出力に対して,決定木に基づき部位間の相対位置制約を考慮したフィルタリングを適用することで,検出精度の向上を図っている.性能評価のため,新生児 26 名の熱画像 952 枚に対して 5 分割交差検証を行った.その結果,適合率,再現率はそれぞれ 50.1%,93.9% となることが分かった.}, title = {新生児熱画像の部位検出における相対位置制約の有効性評価}, year = {2021} }