@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00210906,
 author = {松本, 哲 and 義久, 智樹 and 川上, 朋也 and 寺西, 裕一},
 book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2212論文集},
 month = {Jun},
 note = {インターネットの普及に伴い,YouTube や TwitCasting といったインターネットライブ配信が広く利用されている.近年のインターネットライブ配信では,背景にぼかしをかけたり,物体にアノテーションを表示するといった映像効果(音声効果を含む)を付加することがある.インターネットライブ配信では,処理時間が長すぎると,フレームレートが低下したり,映像が途切れるといった問題が発生する.このため,計算能力の高い計算機(クラウド計算機)で映像効果を付加することで,配信者の計算機(配信端末)で処理を行う場合と比べて処理時間を短縮するクラウド分散型インターネットライブ配信システムが提案されている. 
しかし,クラウド計算機に映像データを送信する時間が余分にかかるため,映像効果付加に伴う処理量が少ない場合には配信端末で処理を行う方が短時間で映像効果を付加できることがあった.画像処理の幾つかは,プログラミングを簡素化し処理分散を行いやすくするために,グラフで映像処理手順を表現(グラフ表現型画像処理プログラミング)している.グラフ表現型画像処理プログラミングでは,映像効果の手順をあらかじめ把握できるため,クラウド計算機で処理する方が早く行える映像処理を把握しやすい. 
そこで本研究では,グラフ表現型画像処理プログラミングを用いたクラウド分散型インターネットライブ配信システムを提案する.提案システムでは,グラフのノードで表現された各映像処理を,各フレームの映像効果の付加にかかる時間が短くなるように処理する端末を決定する.本研究では,提案システムを実装し,性能評価を行う.},
 pages = {1351--1355},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {グラフ表現型画像処理プログラミングを用いたクラウド分散型インターネットライブ配信システム},
 volume = {2020},
 year = {2020}
}