@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00210774, author = {吉川, 寛樹 and 内山, 彰 and 東野, 輝夫}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2080論文集}, month = {Jun}, note = {近年,空調に対する満足度である温熱快適性を推定することで,住居だけでなく学校やオフィスなどにおいて快適な空調制御を行うための研究が盛んに行われている.それらの手法は機械学習を用いることで,ウェアラブルセンサなどにより測定した生体情報と,気温などの環境情報から人の温熱快適性を推定する.それらの多くは推定時点での瞬間的な情報のみを特徴量としており,同一の空間内に留まった被験者において評価を行っている.しかし実環境においては,広い室内の窓際など同じ部屋でも環境が異なる場所が存在し,居住者の移動や気流の変化によっても快適性に関わる周囲の環境は変化する.そのため実環境においては,そのような変化が伴う非定常な環境において正確に推定を行うことが求められる.そこで本研究では,常時生体情報を測定可能な腕装着型センサの特徴を利用し,生体情報の時系列的な変化を用いた温熱快適性推定手法を提案する.推定モデル構築のため被験者 21 名からのべ 123 日分のデータを収集し評価を行ったところ,ベースライン手法と比較して適合率が 3.6%,再現率が 6.8% 向上した.また実環境において収集したデータの不均衡を改善するために,時系列データを含むデータセットに対する回帰問題におけるデータバランシング手法を実装し有効性を示した.さらに過去の生体情報の考慮する時間の長さついて評価を行い,過去 10 分間の生体情報を用いることが推定精度向上には有効であることを示した.}, pages = {405--414}, publisher = {情報処理学会}, title = {腕装着型センサの時系列情報と顔の温度分布を用いた温熱快適性推定法の提案}, volume = {2020}, year = {2020} }