@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00210750, author = {立花, 誠也 and 石原, 進}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2056論文集}, month = {Jun}, note = {日本では下水管の老朽化が進み,その検査と整備が急務となっているが,現行の下水管検査手法はコストなどの面で様々な問題を抱えている.筆者らは,短時間・低コストの検査が可能な新しい下水管検査手法として,複数の浮流型観測機を用いた下水管内映像伝送システムを提案している.このシステムでは,下水管内に投入されたカメラ付き浮流観測機が撮影した管内の映像を,マンホール下のアクセスポイント (AP) を介して無線通信を用いて回収し,その映像に基づいて検査を行う.下水管内の無線通信の通信可能距離は,下水管外の土砂,下水管内の汚水や堆積物等の障害物等により,自由空間よりも制限されることがわかっている.一方で,浮流無線カメラは下水管内を浮流し続け,AP の通信可能範囲に留まり続けることができないため,浮流観測機が AP へ転送可能なデータ量も制限される,本システムの利便性向上には,下水管内の通信可能距離延長及びスループット向上が必要である.本稿では,複数アンテナを搭載した AP 利用時の MRC による電波の受信性能向上を検証するため,2.4 GHz帯及び 5 GHz帯を用いる IEEE 802.11n 無線LAN端末のスループット測定を大学キャンパス内に埋設された実験管で実施した.2.4 GHz帯及び 5 GHz帯 IEEE 802.11n 無線 LAN を用いた実験では,複数アンテナを搭載した AP の通信可能距離は,シングルアンテナの AP に比べ大きいことを確認した.本システムにおいて複数アンテナの AP を用いることにより,AP への転送可能データの向上が見込めることが示唆された.}, pages = {241--248}, publisher = {情報処理学会}, title = {小口径下水管における複数アンテナアクセスポイントを使用した場合の無線LAN通信特性}, volume = {2020}, year = {2020} }