@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00210567, author = {上野, 洋典 and 近藤, 正章 and 田中, 雅光 and 鈴木, 泰成 and 田渕, 豊}, issue = {20}, month = {Mar}, note = {量子計算機の誤り訂正符号として Surface code が知られており,その復号プロセスはグラフの最小重み完全マッチング(MWPM: Minimum Weight Perfect Matching)問題に帰着される.超伝導量子ビットを元にした量子計算機において,量子ビットは極低温環境でのみ動作するという制約を持つ.それに対して既存のアーキテクチャでは MWPM を解く古典計算機は室温で動作するが,それらをつなぐ室温-極低温間の膨大な配線が,超伝導量子計算機のスケーラビリティを制限している.本研究では超伝導量子計算機のスケーラビリティ向上を目的として,極低温環境で動作する超伝導古典回路である SFQ 回路を用いて MWPM を近似的に解く復号器を構築した.数値シミュレーションにより,提案した復号器のしきい値を評価し,Surface code の観測プロセスに対して同時に復号プロセスを行うオンライン動作が可能であることも示した.また,提案した復号器の消費電力を評価し,極低温環境での動作に適していることも示した.}, title = {超伝導回路を用いた量子誤り訂正向けオンライン復号器の提案}, year = {2021} }