@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00210525,
 author = {亀山, 祐己 and 四釜, 快弥 and 丹羽, 直也 and 鯉渕, 道紘 and 天野, 英晴 and Yuki, Kameyama and Yoshiya, Shikama and Naoya, Niwa and Michihiro, Koibuchi and Hideharu, Amano},
 issue = {27},
 month = {Mar},
 note = {Hybrid Memory Cube (HMC) は,DRAM チップを三次元積層し,最下層にロジック層を配置して管理するメモリモジュールである.ロジック層はルーティング機能を有しており,パケットを目的地までルーティングでき る.そこで,複数の HMC を相互接続することでメモリネットワークを構築することが可能である.従来のメモリネットワークでは,データコヒーレンスを管理するコヒーレンスディレクトリはプロセッサが管理すると想定されていた.しかし,プロセッサにコヒーレンスディレクトリを配置すると,プロセッサから見て自身が管理していない HMC に対してメモリアクセスを行う際に,それを管理するプロセッサのコヒーレンスディレクトリを参照することが必要で ある.そのため,DRAM の容量が大きくなった際にその消費エネルギーが大きくなってしまい,スケーラビリティが制限される.本研究ではコヒーレンスディレクトリを HMC のロジック層に配置し,HMC が各自のデータのコヒー レンスを管理する方法を提案する.これによって,消費エネルギーの削減や,スケーラビリティの確保が可能である.メモリ参照に必要な平均ホップ数を,コヒーレンスディレクトリをプロセッサに配置した場合と HMC のロジック層に配置した場合で比較した.その結果,コヒーレンスディレクトリを HMC のロジック層に配置した場合は,プロセッサにコヒーレンスディレクトリを配置した際に,他のプロセッサが管理する HMC に対してメモリアクセスを行った場合に比べて約 7.2 %消費エネルギーを削減可能であることが分かった.},
 title = {メモリネットワークを用いたコヒーレンスディレクトリの最適配置},
 year = {2021}
}