@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00210019,
 author = {武中, 裕次郎 and 横川, 三津夫 and 石原, 卓 and 小松, 一彦 and 小林, 広明 and 今村, 俊幸 and 清水, 智也},
 issue = {21},
 month = {Mar},
 note = {乱流は自然現象や科学技術の様々な問題で現れるため,その普遍的な性質を解明することが重要となる.フーリエ・スペクトル法による一様等方性乱流の直接数値シミュレーション(DNS)では,その実行時間の大部分を 3 次元高速フーリエ変換(3D-FFT)が占める.本研究では,2 軸分割による非圧縮一様等方性乱流 DNS コードを開発し,FFT 部分について,最先端のベクトル計算機である SX-Aurora TSUBASA 向け最適化を行なった.最適化としてキャッシュブロッキング,配列のパディングを行なった結果,最大で約 3.3 倍の高速化を達成した.FFT における計算性能は 1 コアあたり 3.38GFlops,対ピーク性能比は 1.1% であり,計算部分のみでは 1 コアあたり 35.9GFlops,11.7% であった.また,大規模な乱流 DNS の実現に向けて通信時間を予測するため,SX-Aurora TSUBASAにおいて,MPI_alltoall による通信の実効転送性能を計測した.その結果,VE 数が 16 以上の場合はプロセス数の増加に関わらず,実効転送性能が一定になることがわかった.},
 title = {非圧縮性乱流DNSコードに現れる高速フーリエ変換のSX-Aurora TSUBASAにおける性能評価},
 year = {2021}
}