@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00209984, author = {松澤, 芳昭 and 落合, 祥希 and 齋藤, 敦輝 and 村田, 和義}, issue = {17}, month = {Mar}, note = {2020 年度は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から,教育現場で ICT を利用したオンラインでの授業実施が求められる世情となった.本研究では大学でのプログラミング導入教育において,これまで対面演習で行ってきた教員(TA)-学生間での密なコミュニケーションを損なうことなく授業を展開することを目的に,WebRTC 技術を用いたオンライン上でのコンピューティング実習支援システム「CreCoSpeek」の開発と授業実践を行った.本システムの設計目標は,(1)教員が学生達の作業状況を概観し演習進行の雰囲気を感じとる事ができる,(2)学生の質問や課題レビュに際し画面共有と顔の見えるビデオチャットによる迅速な対応ができる,(3)学生同士が課題を一緒に解いたり,教え合ったり,グループワークを行うことができる,である.文科系学部生約 230 名を対象とした,教員 4 名,TA 14 名によるプログラミング導入授業で本システムを半年間を運用した.光回線を使用している学生約 70% を含むすべての受講生が PC を利用したリモート環境で受講した.アンケート分析の結果,「CreCoSpeek」を用いた演習は,約 8 割の学生にとって,質問がしやすく満足のいく環境であるという評価が得られた.本授業の良かった点として「先生や先輩方が優しく教えてくださった」や「困ったときにその場で対応を求められること」などもあげられており,本システムにより,オンライン下でも密なコミュニケーションを伴うプログラミング演習を展開できることが示唆された.}, title = {オンライン上でのコンピューティング実習支援システム「CreCoSpeek」の開発と授業実践}, year = {2021} }