@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00209931, author = {古部, 正志郎 and 坂野, 鋭 and 平川, 正人}, issue = {16}, month = {Mar}, note = {機械の組付け等の学習のためには,バーチャルリアリティ (Virtual Reality,以下,VR) を用いたシミュレーションが有効であることが知られている.特に尖った金属部品のようなものの組付けの際には接触による手指の怪我の危険性を直感的に学習出来るため,労働災害の減少のために有効であると考えられる.ところで,現状の VR システムではヘッドマウントディスプレイ (以下,HMD) システムから視聴覚情報のみを提供している.これでは怪我に至る様な情報を十分にリアルに与えることは難しい.近年提案されている触覚デバイスを用いてバーチャルオブジェクトとの接触情報を提示することもできるが,手指の動作制約から装着感がストレスとなって,組付け作業をシミュレーションするには不十分である.そこで本研究では,デバイス装着による動作制約の少ない手首への振動刺激パターンによって,手指への擬似的な触覚を与える手法の提案を行う.評価の結果,振動パターンの違いによる形状把握については期待するレベルには達していなかったが,デバイスを装着していない時と比べて,装着によるストレスを与えずに高い接触感を提示出来ることがわかり,組付け作業のシミュレーションに応用できる可能性が示唆された.}, title = {手首装着型デバイスを用いた擬似触覚提示手法}, year = {2021} }