@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00209783, author = {染谷, 一輝 and 杉本, 俊輔 and 寺島, 美昭 and 鈴木, 孝幸 and 清原, 良三 and Kazuki, Someya and Shunsuke, Sugimoto and Yoshiaki, Terashima and Takayuki, Suzuki and Ryozo, Kiyohara}, issue = {2}, month = {Feb}, note = {コネクテッドカーの登場により自動運転車両や車車間,路車間の通信を利用した高度な制御のできる車両が増加しつつある.高度な制御をするために,車載ECUの数やソフトウェアの規模は増大している.ネットワークに接続可能であるがゆえのセキュリティ的な脅威も存在する.よって,車載ECUのソフトウェアの更新機能は必須である.早急なバグ対応を考慮すると,携帯電話網などのネットワークを経由して更新することが望ましい.車外と車両を結ぶネットワークに比べ,車載ネットワークの主流であるCANは伝送速度が遅く,ソフトウェア更新の時間全体から見ると車載ネットワーク内の伝送時間がボトルネックとなる.そのため,車載ECUのソフトウェア更新では差分更新が基本となる.しかし,差分更新を適用するには各車載ECUに十分なRAM容量が必要であり,RAM容量に余裕がない場合は利用できない課題がある.本論文では,従来の汎用的なデータ圧縮方式を改良した.圧縮用に作成される辞書を再利用することにより,ソフトウェア更新が可能な方式を提案する.提案するZstandardの共有辞書圧縮により,車載ECUの小さなRAM容量でも伸長プログラムを実行でき,差分更新で圧縮するデータサイズに近い圧縮が実現できた.これによりソフトウェア更新の時間短縮ができる.}, title = {共有辞書を用いた車載ECU向けソフトウェア更新方式}, year = {2021} }