@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00209712,
 author = {秋山, 浩希 and 岩山, 幸治 and 姫野, 哲人 and 河本, 薫 and 佐藤, 健司},
 issue = {12},
 month = {Feb},
 note = {晶析とは,我々が望む品質や特性を持つ結晶を,経済的かつ大量に生産するときに必要となる技術である.生産された結晶の品質や特性は,結晶の大きさ(粒度)やそのばらつきなどといった粒度分布によって変化する.しかし,晶析装置の製造条件の変化が粒度に及ぼす影響などについては解明されていないことが多く,粒度分布の管理は現場の勘と経験に頼らざるを得ない状況である.そこで本研究においては,製造条件を変化させたときの粒度分布の変化を,状態空間モデルを用いて分析し,結晶品質の安定化方法を探り出すことを試みた.分析の結果,晶析装置内での結晶成長過程における粒度分布の遷移をモデル化することにより,製造条件のひとつである溶液濃度を変化させたときの粒度分布遷移過程を再現することができた.本研究の分析方針と結果が,要求される粒度分布となる結晶を生成する製造条件の発見や,晶析メカニズム解明への手がかりとなることが期待される.},
 title = {連続晶析における粒度分布遷移過程の状態空間モデルによる分析},
 year = {2021}
}