@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00209692, author = {木村, 悠介 and 赤崎, 拓未 and 菊池, 慎司}, issue = {35}, month = {Feb}, note = {ソフトウェア開発中にエラーが発生した際に,開発者は Stack Overflow 等の Q&A サイトでエラー原因を探ることがある.コンパイラーメッセージだけを手がかりにするよりも早く問題が解決できるので,今日では多くの開発者が活用している.しかし,原因となる関数名などが明確に分からない限りキーワード検索するのは難しく,Web ブラウザと開発環境間を何度も行き来する必要もあるという問題を抱えている.本稿では,Java の実行時エラーを対象として,スタックトレースから関連する Q&A 記事のペアを検索する手法を紹介する.手法は,単に類似コードを含む記事を検索するのではなく,質問記事と回答記事内のコードの変更箇所を抽出して,質問記事と回答記事を 1 つずつセットで提案する点が特徴的である.提案手法は,Word-Diff と AST 木編集距離を組み合わせて記事内から精度良く変更箇所を得る技術や,2AST 間の厳密な比較よりも緩い基準で 2 コード間の類似度を計測する技術で構成されている.OSS コードを用いた実験では,データセットの約 73% に対して 0.1-3 秒程度で役立つ Q&A 記事ペアを提案することができることが分かった.また,Eclipse プラグインを用いた実験では,キーワード検索と比較して検索時間を数分から数秒に短縮できることが示された.}, title = {質問記事と回答記事のコード差分に着目したJavaランタイムエラー向けQ&A記事提案手法}, year = {2021} }