@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00020938, author = {森田勝弘}, issue = {29(1979-DBS-016)}, month = {Nov}, note = {Model 204は、CCA社(Computer Corporation of America 米国ケンブリッジ)がオンライン会話型利用を基本思想として設計開発した汎用DBMSである。当初1970年頃ベル研究所からの要請に応え電話案内サービス用のアプリケーションとして開発したのが始まりである。最初はModel 100と呼ぶバッチ・システムから出発し、その後改良を重ね、オンライン機能やユーザ言語機能を拡充し、1975年からModel 204と改名し一般の市場に販売するに至った。当初のベル研究所のアプリケーションでは、およそ100万台におよぶ電話登録ファイルに対し、いかなる条件検索も2秒以内に応答することが性能上の要件とされ、してがって検索速度に最重点を置く設計方針がとられた。その後の成果は、政府機関のコンピュータ関係者の間で評判となり、国防省や国務省などの政府機関を中心に利用されるようになったが、最近は、さらに大学や民間企業体にもしだいに普及が進み、1979年現在のユーザ数は、およそ40を数える。Model 204の開発者であるCCA社は、ARPANET用のデータ・コンピュータや分散型DBMS(SDD-1)などネットワーク技術の研究開発面で著名な業績を有するが、DBMSの技術開発についても意欲的な取組みを見せており、Model 204の開発にも幾つかの興味ある技術的試みを行なっている。本稿では、これらのModel 204の機能的特徴について、その概要を述べる。}, title = {データベース管理システムModel 204について}, year = {1979} }