@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00209314,
 author = {藤原, 優花 and 二宮, 洸太 and 佐々木, 美香子 and 中村, 聡史},
 issue = {6},
 month = {Jan},
 note = {オンラインゲームでは多種多様なプレイヤーがおり,自他の技量を試しあっている.しかし中には聴覚や視覚のハンディキャップにより,自身の実力と関係ないところで不利になっている人がいる.特に特定の色が見えづらい色覚多様性者は,色の情報の読み取りに時間がかかってしまうため,色による判断が迫られるゲームにおいて,ハンディキャップを背負っている.この問題を解決するために,ゲーム制作者は色覚の多様性に合わせた配色で表示する色覚サポートをゲーム内に実装し対策を行っているが,配色によるハンディキャップを解決しているとは言い難い.また,一般色覚者は色覚による不自由を経験する機会は少なく,自身の視覚を他者に伝えることが難しいため理解が得られづらい.そこで我々は,色の組み合わせにより色覚多様性者と一般色覚者の有利不利を制御可能な仕組みの実現に向け,まずは D 型模擬フィルタを用いた実験を実施することで,一般色覚者が識別しにくく,色覚多様性者が識別しやすい色に関する検討を行った.その結果,多様性識別容易色があることがわかり,その色を使用することで有利不利のなだらかな制御の可能性が示唆された.},
 title = {色覚特性によるゲームの有利不利の制御に向けたD型模擬フィルタを用いた実験による色の基礎検討},
 year = {2021}
}