@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00208775, author = {山口, 琢 and 中村, 陽太 and 大場, みち子 and Taku, Yamaguchi and Yota, Nakamura and Michiko, Oba}, book = {情報教育シンポジウム論文集}, month = {Dec}, note = {学習者の演習など知的プロセスを測定・分析・評価する研究では,「適切なプロセスでは,プロセス の進展に伴って正解との編集距離が単調に減少する」ことを前提とする場合がある.この前提は妥当だろ うか?われわれは,プログラム・コードの並べ替えパズル「ジグソー・コード」を題材に,これを確かめた. まずコンピュータによるシミュレーションで,全ての局面を生成し,適切と考えられる並べ替え操作をし た前後の正解との編集距離の変化を調べた.また人を対象としたプログラミング実験で,受講生がコード を並べ替えるたびに並びを記録し,途中の並びと正解の並びとの編集距離を計算して変化を調べた.その 結果,シミュレーションでも実験でも,適切な操作によって正解との距離が遠ざかる場合があることが分 かった.適切なプロセスだからといって正解との距離が単調減少するとは限らない.学習分析研究では当 面,知的なプロセスにおける適切な操作と編集距離との関係を調べて,知見を蓄える必要があると考える.}, pages = {47--53}, publisher = {情報処理学会}, title = {プログラム・コードの並べ替えパズルにおける正解との距離の変化}, volume = {2020}, year = {2020} }