@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00207943, author = {阿波, 拓海 and 由川, 拳都 and 草野, 理沙 and 市野, 将嗣 and 吉浦, 裕}, issue = {17}, month = {Nov}, note = {ソーシャルメディアにおけるフェイクニュースの悪影響が深刻になっている.フェイクニュースを信じる人は,同じ価値観の人とだけ交流し,「事実を指摘されるとかえって誤った信念を強める」傾向があるため,フェイクニュースを検知する等の単純な対策では不充分である.一方,ネットワークにおけるユーザの振る舞いと情報伝搬を表現する情報共有モデルの研究が進んでおり,誤った情報の扱いやユーザの非理性的な振る舞いを表現できるため,フェイクニュースの分析・対策への活用が期待できる.しかし,従来の情報共有モデルの研究では,フェイクニュース発信者の持つ意図的な悪意を考慮していない.本論文では,従来の代表的な 3 つの情報共有モデルを取り上げ,悪意の例として,情報源の信用度を実際よりも高く偽る行為をモデルに組み込む.悪意の効果を評価し,情報源の信用度が低いことよりも,低い信用度を高く偽ることの方が大幅な悪影響を与えることを明らかにする.}, title = {フェイクニュースの伝搬における情報源の信頼度を偽る効果の分析}, year = {2020} }