@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00207599, author = {中園, 長新 and Nagayoshi, Nakazono}, issue = {13}, month = {Oct}, note = {平成 29・30 年に告示された学習指導要領は,その本文を通読しても人工知能に関する記述は少なく,来るべき時代に向けて学校教育でこれらをどのように扱っていくのかは明確ではない.一方で,学習指導要領の「解説」では踏み込んだ記述がなされており,様々な校種・教科等において人工知能への言及が確認できる.本稿では高等学校情報科に着目し,学習指導要領解説において,人工知能についてどのような文脈で言及されているのかを調査した.調査の結果,選択科目「情報Ⅱ」では技術的側面からのアプローチが見られるものの,全体としては人工知能を所与のものとして取り上げ,その社会的影響を考察することに主眼を置く傾向を見出すことができた.情報の科学的な理解を目指すためには,必履修科目「情報Ⅰ」においても技術的・科学的側面から人工知能を扱うことが必要であると考えられる.また,専門教科情報科においては人工知能の扱いが限定的であり,学校現場での実践を充実させていく必要性が示唆された.}, title = {高等学校情報科における人工知能の扱い:学習指導要領解説の記述から}, year = {2020} }