@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00207118, author = {福永, 慧 and 中村, 嘉隆 and 稲村, 浩}, issue = {7}, month = {Sep}, note = {大規模災害発生時には一部の携帯電話基地局が停波し,モバイル端末は携帯電話基地局との通信が困難になる問題が生じる.この問題を解決するためには,携帯電話基地局の電波が行き渡っていない領域で代替ネットワークを構築する必要がある.代替ネットワーク構築手法の 1 つとして無線機能を搭載した UAV (Unmanned Aerial Vehicle) 群を利用することが挙げられる.しかし,UAV のコスト等の要因によって UAV の機数は有限であるため 2 つの問題が考えられる.1 つ目は,通信量が多い場合は UAV のバッファに蓄積されるパケット数が増えることで,バッファオーバーフローが発生することである.2 つ目は,カバレッジホールを全て埋めるほどの UAV の配備は現実的に困難であることである.そこで,本研究では,MANET (Mobile Adhoc Network) と DTN (Delay Torelant Network) を状況に応じて自律的に切り替える既存手法 The-OLSR-OPP (The-OLSR-Opportunistic) に着目し,The-OLSR-OPP よりもバッファオーバーフローを抑制しつつ,UAV 群のカバレッジ外に存在するモバイル端末にもパケットを送受信させる手法を検討する.評価実験では ns-3.29 で,The-OLSR-OPP の DTN 部分に ProPHET (Probabilistic Routing Protocol using History of Encounters and Transitivity)v2 を単に組み込んだ手法と提案手法の比較実験を行い,提案手法が UAV 群の代替ネットワークとして有効であることを証明した.}, title = {通信環境を考慮したUAV群による自律的な代替ネットワーク構築手法の評価}, year = {2020} }