@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00204741, author = {西村, 雅史 and Masafumi, Nishimura}, issue = {3}, month = {May}, note = {人が健康的に生きていくためには,適度な運動を行い,十分な睡眠をとり,適切な食事をとることが重要である. 特に「食べること」は健康維持の上で重要な行動であり,過食や早食いは肥満に直結し,体調不良にもつながる.また,高齢者 においては摂食嚥下の機能低下に伴い,食事量が減少したり,肺炎などの病気を招くことがある.既に運動や睡眠に関してはそ の行動を記録するためのセンサーが多数市販され,広く利用されるようになってきたが,食事行動を詳細にモニタリングできる 装置はまだない.一方,高齢者にとっては「話すこと」による人とのコミュニケーションも脳の機能維持の観点から重要な行動 とされているが,話すという行動についても定量的な評価はこれまであまり行われていない.音は簡便に収集できる上に,実に 様々な情報を含んでいる.呼吸音や心音が医師の診察において重要な情報源となっていることはよく知られた事実であるが,その他の生体音も病気の早期発見や健康管理に役立つことが分かってきた.ここでは,特に「食べる」「話す」という日常行動によって生じる音に着目し,健康維持増進や医療・介護の分野における応用について紹介する.}, title = {音で知る心身の健康-食べることと話すこと-}, year = {2020} }