@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00202572, author = {斎藤, 文人 and 中西, 泰人}, issue = {16}, month = {Jan}, note = {ベクションとは,視覚刺激を観察することで発生する運動感覚である.これは人工現実感(VR)の向上の指標としても用いられるが,本稿では複合現実感(MR)システムの中で錯覚を用いて垂直リニアベクション(LV)を実現する手法を提案する.MR システムでは現実の様子も見えるため,視覚刺激の全てを人工的に提示できない.現実の様子に錯覚を重畳して垂直 LV を生成できれば,現実の体験を拡張することができ,MR システムにおけるコンテンツの臨場感や表現力の向上が期待できる.本稿では第一段階として VR システム上での垂直 LV の生成と評価を行った.実験 1 では,視覚刺激の種類が垂直 LV に与える影響を確認した.結果,カーブボール錯視を使った動的な錯視の視覚刺激が最も強い垂直 LV を発生させることを確認した.実験 2 では,被験者の姿勢と垂直 LV の強度の関係性について分析を行った.結果,立位のほうが端座位に比べて垂直 LV の強度を高める効果がある可能性を示唆する結果となった.}, title = {錯視を用いたMRにおける垂直リニアベクションの生成と身体姿勢による影響}, year = {2020} }