@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00202298, author = {巻口, 誉宗 and 高田, 英明 and 本田, 健悟 and 坂本, 大介 and 小野, 哲雄}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集}, month = {Jun}, note = {被写体をテーブル上に表示し,全周囲から立体的に視聴可能な映像表示技術は,エンターティンメント分野や産業分野での幅広い応用が考えられる.我々はこれまで,複数のユーザがテーブルトップ型ディスプレイの周囲 360 度好きな方向から,その角度に応じた 3D 映像を同時に視聴できるスクリーンシステムを提案した.このシステムでは,水平方向に対してなめらかな運動視差を提示できる一方,ユーザの身長差への対応や,視点の上下移動といった垂直方向の運動視差の提示は困難であった.そこで本稿では,スクリーン中心に設置した 360 度カメラの映像から画像認識によってテーブル周囲のユーザの視点位置を検出し,ユーザに提示する視点画像の仮想カメラを上下させることで垂直視差を再現する手法を提案する.この手法により,身長差のある複数のユーザの視聴や上下方向に視点移動を行った場合でもそれぞれのユーザに正確な3D 映像を提示できる.我々は提案手法を実装し,テーブル周囲のユーザの視点位置に合わせて対応する視点画像をリアルタイムに変更できることを確認し,垂直視差再現への提案手法の有効性を示した.}, pages = {176--179}, publisher = {情報処理学会}, title = {360度テーブルトップ型3Dスクリーンシステムにおける視点検出による垂直視差再現に関する基礎検討}, volume = {2019}, year = {2019} }