@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00202295, author = {堤野, 理貴 and 伊藤, 淳子 and 宗森, 純}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集}, month = {Jun}, note = {近年,安全運転支援システムの発展が著しい.安全運転支援システムとは運転時の人的ミスを車両側が補佐するシステムである.長距離の運転などで疲労状態に陥ると,運転中に睡魔に襲われることもあり危険である.逆に渋滞などでイライラして興奮状態に陥った場合は正常な判断ができなくなる可能性があり,同じく危険である.運転中は冷静を保つことが安全運転に繋がる.しかし既存の安全運転支援システムの中には,運転者の状態に応じて冷静にさせるシステムは少ない.そこで本研究では,運転者の脈拍数を計測することで運転者の興奮状態などを検知し,冷静を保つことができる安全運転支援システムの開発をめざす.本システムは脈拍センサーを用いて脈拍数の計測を行い,運転者の脈拍数が高い時に電動ファンを作動させて冷風を身体に当てる.自動車の運転にはシミュレーターを使用した.本研究の目的は,運転時の脈拍をもとに興奮状態を検出し,外的刺激を与え冷静になるかの検証である.脈拍数に基づいて風を当てる実験,ランダムに風を当てる実験,および風を当てない実験を行い比較した結果,脈拍数に基づいて風を当てた場合,有意差があるほど脈拍数が下がり,風を当てる実験の評価は高かった.}, pages = {158--163}, publisher = {情報処理学会}, title = {脈拍データを用い風で刺激する安全運転支援システムの開発}, volume = {2019}, year = {2019} }