@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00202289,
 author = {小林, 優維 and 呉, 健朗 and 大和, 佑輝 and 宮田, 章裕},
 book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集},
 month = {Jun},
 note = {健常者や障がい者は,文字や発話,点字や手話などの手段を利用し,他者とコミュニケーションを行っている.しかし,ユーザが利用するコミュニケーション方法が,相手の障がいの有無や種類によって相手が理解できない場合,介護者の仲介無しにコミュニケーションを行うことが困難であるという問題がある.この問題を解決するために,我々は,スマートフォンをタップするだけで簡単なコミュニケーションを行うことができるシステム TapMessenger を提案してきた.しかし,先行研究ではスマートフォンを操作する必要があり,身体障がい者などが使用するには入力に身体的負担がかかるという問題があると考える.この問題を解決するために,スマートフォンへのタップを身体へのタップジェスチャに置き換え,身体へのタップジェスチャのみで日常生活を送る上で最低限必要なコミュニケーションを行えるようにするシステムを提案する.これにより,障がいの有無や種類を問わず,様々なユーザがスマートフォンなどのコンピュータを操作することなく最低限必要なコミュニケーションを行えるようになることを目指す.プロトタイプシステムと先行研究で比較実験を行った結果,有効性を示すことはできなかったが,タップジェスチャのみを用いて文字入力を行うことの可能性を示すことができた.今後の課題として,認識するタップジェスチャの種類の増加とその精度の向上があることが確認できた.},
 pages = {105--110},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {身体へのタップジェスチャでコミュニケーションを行うシステムの基礎検討},
 volume = {2019},
 year = {2019}
}