@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00202283, author = {内山, 仁 and 峰野, 博史}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集}, month = {Jun}, note = {Internet of Things(IoT)は農業,環境モニタリング,セキュリティ監視など広い分野で活用され近年さらに期待が高まりつつある.全世界の M2M 接続の増加傾向から IoT の成長は見て取ることができ,2022 年のM2M 接続は 2017 年の約 2.4 倍まで増加すると予想されている.それに対して,IoT 向けのモバイルネットワークサービスも登場しているが,通信品質が保証されていない場合がある.IoT 向けの通信プロトコルとしては小容量かつ高頻度の通信に適した MQTT プロトコルの使用が注目されている.しかし,MQTT ではメッセージの優先順位に関する機能は保証されておらず,データの特性と関係なくデータ送信が行われる.そのため,通信帯域や速度の品質が低いネットワークを用いたアプリケーションでは,データ利活用の際に重要性の低いデータ送信で帯域を圧迫し,重要なデータ送信の遅延や信頼性の低下が予想される.そこで本研究では,コンテンツごとに定められた優先度の情報をもとに送信順制御が可能な MQTT として P-MQTT(Priority based MQTT)を提案する.ここで優先度は IoT デバイスが生成するデータの特性(遅延耐性など)に応じて決定される.提案手法を詳細設計,実装を行い優先度の異なるデータが混在する環境で評価したところ,通信速度に制限のあるネットワークで P-MQTT は効果を発揮し,優先度の高いデータ送信の遅延時間を 6% 程度削減できた.また,通信速度が低くなることでより効果的であることがわかった.}, pages = {64--70}, publisher = {情報処理学会}, title = {優先度を考慮した送信制御が可能なP-MQTTの開発と評価}, volume = {2019}, year = {2019} }