@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00202282,
 author = {髙橋, 佑太 and 稲村, 浩 and 中村, 嘉隆},
 book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集},
 month = {Jun},
 note = {インターネット通信において広く使われている TCP は,低量分散型サービス妨害(LDDoS: Low-rate Distributed Denial of Service) 攻撃によって継続的な通信妨害が可能であることが理論上と単純な環境における検証により明らかになっているが,現実のインターネットにおける実行可能性は不明である.そこで本研究では,上記のネットワークの特性について現実性の高いシミュレーションを実行することで,現実のネットワークにおいて効果的な LDDoS 攻撃に必要な条件・制約を明らかにし,現実のインターネットにおける LDDoS 攻撃の潜在的な標的の発見や有効な検知・緩和手法の確立を目指す.本稿では,インターネットトポロジの特性に着目し,家庭用ブロードバンドを提供している ISP ネットワークに見られる特徴を反映したトポロジを生成した.さらに生成したトポロジにおいて LDDoS 攻撃のシミュレーションを実行し,標的ボトルネックリンク帯域幅が 100Mbps の場合に TCP スループットを大きく低減させることが可能な攻撃フローの大きさを示し,今後に向けた課題を整理した.},
 pages = {57--63},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {実行可能性の検討を目的とした現実的なトポロジにおけるLow-rate DDoS攻撃のシミュレーション},
 volume = {2019},
 year = {2019}
}