@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00201018, author = {田邊, 昇 and 田浦, 健次朗}, issue = {13}, month = {Dec}, note = {2025 年頃に半導体集積度向上が停止してムーア則が終焉する説が有力と言われている.一方,スーパーコンピュータやクラウドに代表される高性能汎用計算インフラの電力あたりの性能向上要求は留まるところを知らない.ムーア則終焉直後の時点で,量子コンピュータが全ての計算インフラを置き換える状態に成熟するとは考えにくく,何らかの形で従来型インフラの延命をはかる必要がある.ムーア則終焉直後には,ユーザ側に十分なソフトウェア的な対応をさせることは困難で,多くのアプリケーションの全面的な書き換え等を抑制した形で,終焉の影響を軽減させつつ性能向上を実現することが望まれる.本研究はそのようなニーズに対応する方策を考察する.本稿ではその方策として有望と思われる想定アーキテクチャを考察し,McIM (Massive cores in Memory side) というコンセプトを提案する.さらに,McIM を有効活用する例として配列間接参照の高速化アルゴリズムも提案する.}, title = {ムーア則終焉直後に向けた高性能汎用計算機アーキテクチャの初期検討}, year = {2019} }