@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02009433, author = {坂井,虹之助 and 畑,輝史 and 河野,健二}, issue = {15}, month = {May}, note = {近年,データセンタにおいて,メモリ利用率の向上や大容量メモリの利用を目的として,計算資源とメモリ資源を物理的に分離するdisaggregated memoryが提案されている.また,機械学習やビッグデータ解析などのメモリ使用量の多いアプリケーションでは,TLBミスを削減するために,通常のページよりもサイズの大きいhuge pageが広く利用されている.一方で,huge page利用時には書き込み記録の粒度が粗くなるという問題がある.この問題は,disaggregated memory環境やlive migration実行時に顕在化する.disaggregated memory環境では書き戻し量が増大し,live migration実行時には転送量が増大する.そこで,本研究ではhuge page利用時のページテーブルエントリ(PTE)の未使用領域を追加のdirtyビットとして再利用する手法を提案する.提案手法により,huge page全体ではなく,より細かい粒度の領域単位で書き込みを記録することが可能となり,disaggregated memory環境における不要な書き戻しの削減やlive migrationの不要な転送の削減し,転送時間の短縮を実現する.本研究では,RISC-VアーキテクチャにおけるPTEの未使用部分のうち8ビットをdirtyビットとして利用し,通常のhuge page利用時と比較して,書き込み記録粒度を8倍向上させる.さらに,PTEに変更を加えたRISC-Vエミュレータ上でもLinuxが正常に起動すること,およびhuge pageへの書き込み時に追加したdirtyビットが適切に更新されることを確認する.加えて,disaggregated memory環境を想定したシミュレーション評価により,最大で51.3%の書き戻し量を削減する効果と,live migration実行を想定したシミュレーション評価により,最大で26.7%の転送量を削減する効果が得られることを示す.}, title = {ページテーブルの拡張によるHuge Page利用時の書き込み記録粒度の向上}, year = {2026} }