@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02008169, author = {越智,徹 and 倉橋,農 and 尾崎,拓郎 and 島袋,舞子 and 今井,正文}, issue = {16}, month = {Mar}, note = {本研究は,アンプラグド教材「ハンバーガー・ロボ」を用いた実践を通じ,小学生におけるプログラミングの構造理解の実態を分析したものである.児童の自由記述を4軸(情緒,概念理解,メタ認知,発展志向)で分類するとともに,スクリプトにおける反復および条件構造の利用状況とミスの傾向を検討した.分析の結果,多くの児童が活動を情緒的に肯定的に捉えている一方で,構造分析では反復に比べて条件構造において顕著に高いミス率(84%)が観察された.特に,条件が適用される「範囲」に関する誤りが多く見られたことは,児童が条件を自然言語的な「文」として理解する一方で,プログラミング特有の「構造的単位」としては十分に捉えきれていない実態を示唆している.また,こうした構造的ミスが必ずしも児童の主観的な「難しさ」や否定的感情に直結していないことも明らかとなった.以上の結果は,デジタル教材の視覚的補助(アフォーダンス)によって埋没しがちな児童の「概念的なつまずき」を,手書きスクリプトという形式が顕在化させる可能性を示している.本教材は,初学者が「文としての理解」から「構造としての理解」へと移行する過程において,自身の論理構成の曖昧さを自覚し,構造的思考の必要性に気づくための契機を提供し得ると考える.}, title = {小学生のプログラミング構造理解:アンプラグド教材「ハンバーガー・ロボ」の実践から}, year = {2026} }