@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02007433, author = {小川,康一 and 佐藤,大 and 柏崎,礼生 and Kohichi Ogawa and Dai Sato and Hiroki Kashiwazaski}, issue = {56}, month = {Feb}, note = {災害時の避難所運営において,人の出入りや混雑傾向といった場の状態を把握することは,安全確保や資源配分の観点から重要である.一方,カメラ映像や個人情報に基づく監視手法は,プライバシーや心理的負担の観点から避難所環境への適用が難しい場合が多い.そこで本稿では,個人を特定せず,人数推定を目的としない非侵襲型センシングに基づき,避難所内の人流状態を把握する手法を検討する.提案手法では,Webカメラを用いるが,映像解析はOptical Flowによる動き情報の抽出に限定し,人物の外観や行動の追跡は行わない.加えて,Wi-Fiプローブ要求および受信信号強度情報(以下,RSSI)を用い,端末や個人を識別することなく,周辺環境の変化を統計的に観測する.これら複数の観測結果を時間軸上で統合し,相互の整合性に基づいて動きの発生状況を判断する信頼度指標(Movement Confidence Score)を導入することで,混雑や出入りといった人流状態を集団レベルで把握する.本手法は,エッジデバイス上での軽量処理を前提とし,通信環境が不安定な災害時においても継続的な運用が可能な構成としている.模擬的な避難所環境における実験を通じて,人の出入りが発生する時間帯と無人時間帯との間で,提案指標の挙動に明確な差異が現れることを確認した.本研究は,避難所における見守るが見張らない,といった情報取得の設計指針を示すとともに,基礎自治体の判断支援に資する非侵襲型人流把握手法の可能性を示すものである.}, title = {避難所における非侵襲型センシングを用いた人流状態把握手法の検討}, year = {2026} }