@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02002323, author = {和田,仰 and 中村,友彦 and 猿渡,洋}, issue = {27}, month = {Jun}, note = {オーディオエフェクトは音楽制作において不可欠なツールであり,音色やダイナミクスを加工するためにしばしば複数のエフェクトの連鎖(エフェクトチェイン)として適用される.オーディオエフェクトの適用順は,特にディストーションやコーラスなどの非線形性・時変性をもつエフェクトがチェイン内に含まれる場合,最終出力に大きく影響を及ぼす.しかし,既存研究では,エフェクト適用後の音響信号(Wet Signal)からエフェクトの種類やパラメータを推定することに主眼が置かれ,エフェクトの適用順は多くの場合所与のものとされていた.そこで本研究では,エフェクト適用後の音響信号から,エフェクトの種類と適用順を同時に推定する,エフェクトチェインの識別タスクに取り組む.このタスクを解くにあたり,本稿ではWet Signalの双曲空間への埋め込みを利用したニューラルネットワークによる識別手法を提案する.双曲空間は原点から距離に関して指数的に広がる性質を持つ.この性質は木構造データにおいてノード数が指数的に増える性質と類似しており,効率的に木構造データを表現できる.エフェクトチェインも,エフェクトをノード,順序をエッジで表現すると木構造とみなせ,双曲空間はエフェクトチェインの効率的な表現空間として期待できる.ギター音を用いた実験では,適切な曲率を設定することで,提案手法がEuclid空間を用いたベースライン手法を上回る性能を示した.さらに,エフェクトの種類やチェインの長さに基づく分析により,双曲空間が順序の推定性能の向上に寄与することが示された.}, title = {順序を考慮したオーディオエフェクトチェインの推定に対する双曲埋め込み}, year = {2025} }