@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02002113, author = {佐々木,怜名 and 石川,裕 and 竹房,あつ子 and 高山,献 and 西平,侑磨 and 小口,正人}, issue = {2}, month = {May}, note = {属性ベース暗号は,きめ細やかなアクセス制御を実現できる高機能暗号である.従来の公開鍵暗号方式よりも低コストな鍵管理方法で,多くのユーザとデータ共有が可能となる点で注目されている.しかし,属性ベース暗号では,ユーザのアクセス権限の失効に伴い,マスタ公開鍵や秘密鍵,暗号文の更新が必要となり,サーバやユーザ上の失効処理による計算負荷がかかる問題がある.本研究では,Trusted Execution Environment(TEE)を用いてユーザからも秘密鍵を秘匿することで,従来の計算負荷が高い失効処理をせずに,安全な鍵管理を可能とする属性ベース暗号システムの構築を目指す.本稿では,属性ベース暗号のオープンソースライブラリであるOpenABEを用いて,Intel SGXのTEE上における属性ベース暗号の復号処理の性能評価を行う.TEE上のOpenABEによる復号処理の性能は,ホスト環境での性能に大きく劣ることはなく,Intel SGXにおけるOpenABEの適用可能性が示された.}, title = {属性ベース暗号におけるTEEの活用に向けた検討}, year = {2025} }