@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02001379, author = {重松,龍之介 and 中村,聡史}, issue = {24}, month = {Mar}, note = {デジタル時計は日常の中で頻繁に目にするが,時計を見ていても,忙しい時や何かに没頭しているときは,つい時間が過ぎてしまうことは珍しくない.ここで,デジタル時計には「時」「分」「秒」の情報が同時に表示されていることが多いが,全ての情報が必要な場面は少なく,実際にはコンテキストによって注目すべき要素が異なると考えられる.そこで本研究では,何かに没頭している状況における時間への意識を向上させることを目的とし,コンテキストに応じて注目すべき単位を大きくすることでその部分に意識を向けさせる手法を提案する.実験では,協力者にパズルに取り組んでもらい時間への意識が薄れる状況を作り出したうえで,あらかじめ指定した複数のタイミングで瞬時に行えるミッションをこなしてもらった.その際に,コンテキストに応じて表示が変化する時計と表示が変化しない時計を提示し,ユーザの行動変容を調査した.その結果,ミッションを行った時間において提案手法によって数秒遅れるケースが減少する傾向が確認され,さらに時計を見る回数が少ない場合でも,通常表示群に比べて指定時刻に遅れにくくなる傾向があることが示唆された.}, title = {コンテキストに応じたデジタル時計の部分強調表示による行動変容手法}, year = {2025} }