@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02000818,
 author = {宮川,大輝 and 深井,貴明 and 李,彦志 and 広渕,崇宏 and 菅谷,みどり},
 issue = {12},
 month = {Feb},
 note = {多様な情報サービスの需要増加に伴い,複数台のコンピューターが接続された大規模なシステムが構築されている.これらのシステムでは,効率的な運用のためOSイメージがネットワークストレージ上で一元管理される.また,性能面やセキュリティ要件が厳しいユースケースにおいて,仮想マシンを用いないベアメタル環境としてシステムが構築される.ベアメタル環境でOSを展開する場合,ネットワーク上のストレージを直接接続する手法や,事前にローカルストレージへOSイメージをコピーして起動する手法が存在する.また,ハイパーバイザーを用いてネットワークストレージからOSを起動し,同時にローカルストレージへイメージをコピーする手法なども提案されている.しかし,これらの手法にはそれぞれ,OS起動までの遅延やI/O性能のオーバーヘッド,I/OによるCPUへの負荷といった課題がある.本研究ではSmartNICを用いて上記のベアメタル環境でのOSイメージ展開に関する課題を解消し,高効率にOSイメージを展開する手法を提案する.提案手法ではOSの初回起動時に起動中のOSに対してSmartNICがNVMe SSDのインターフェースを提供する.また,SmartNICは本インターフェースへのI/Oリクエストに沿って,リモートのNVMe SSDへI/O要求を行いつつ並行してローカルストレージへのデータコピーも行う.これにより,OS起動開始までの時間を短縮しつつアプリケーション実行時のI/O性能低下を防ぐ.本手法はOS非依存であり,様々なOSに適用可能なシステムの構築を可能にする.},
 title = {ベアメタル環境におけるSmartNICを用いたOSイメージ展開手法の設計と実装},
 year = {2025}
}