@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02000755, author = {奥澤,智子 and 大野,允裕 and 阿部,博}, issue = {69}, month = {Feb}, note = {AIインフラの拡大に伴い,GPUのスケールアウトによる電力消費量の増加が懸念されている.一方で日本には,電力の需給バランスを保つために出力制御という措置があり,電気の需要が供給を上回った場合に発電が抑制される.そのため太陽光や風力など,発電制御が難しい再生可能エネルギーの場合は,抑制時に発電されている電気を破棄するという状態が発生している.本研究では,我々が開発した太陽光発電予測シミュレータと連動し,データ処理を行う地点の発電量予測に応じ,Segment Routing over IPv6 (SRv6)を使ってトラフィックを制御し,発電量の多い地点でデータを処理することが可能なアーキテクチャを提案する.提案アーキテクチャでは,コントローラが太陽光発電予測シミュレータから各データ処理地点の発電量予測データを取得し,その時間帯で一番発電量が多い地点に割り当てられたSegment ID (SID)でパケットをカプセル化するように,送信元ルータに設定を投入してトラフィック制御を実現する.また,SRv6を用いることにより,ネットワーク全体ではなく送信元毎に,その時間帯に最適な計算処理地を選択することができる.提案アーキテクチャにより将来的に増加しうるAIインフラの電力を,可能な限り再生可能エネルギーで確保し,かつ抑制された余剰電力を有効活用する.}, title = {太陽光発電予測シミュレータと連動したトラフィック制御アーキテクチャの提案}, year = {2025} }