@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02000644,
 author = {山川,実羅乃 and 高久,雅生},
 issue = {31},
 month = {Feb},
 note = {美術鑑賞の経験が少ない鑑賞初心者の鑑賞能力向上には長期的な学習支援が必要であり,近年対話を重視した鑑賞法も注目されているが,親しい成人ペアを対象とする取り組みはあまり見られない.そこで,既存の解説文とVTS等に見られる問いの投げかけを組み合わせて行わせ,成人ペアの鑑賞行動がどのように変化するか明らかにするため,ユーザー実験を行った.18組36名の大学生又は大学院生が参加し,コントロールなし/あり条件で2回の課題を行い,発話やジェスチャー,アンケート結果を分析した.その結果,会話時間や発話量,注目箇所が増加し,指差しや絵画の人物をまねる行動等がみられ,課題後のアンケートでは主観的な理解度が高まった.親しい成人鑑賞初心者ペアによる知識の共有と問いの投げかけは,鑑賞の満足度には貢献しなかったものの,会話を促進し絵画の理解度を高めたと考えられる.},
 title = {絵画の協同鑑賞における知識共有と問いの投げかけが鑑賞行動に及ぼす効果に関する研究},
 year = {2025}
}