@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:02000634,
 author = {金,宏潤 and 土田,修平 and 寺田,努 and 塚本,昌彦},
 issue = {21},
 month = {Feb},
 note = {組手とは,空手の競技の一つで,二人の選手が突きや蹴りを駆使して,相手を攻撃することで勝敗を決する競技である.組手では,攻撃の直前に腕を引く,肩を下げるなどの予備動作を行ってしまう場合がある.予備動作があると相手に攻撃のタイミングを知られてしまうため,組手の上達においては予備動作を低減することが重要である.しかし,選手自身が予備動作を正確に把握することは難しく,既存の動作解析手法でも予備動作の有無の推定は困難である.筆者らは以前,慣性センサを用いて組手技の一つである順突きにおける予備動作有無を推定する手法を開発した.しかし,この手法は静止状態にて順突きを行う際の予備動作のみを対象とし,ステップ動作など様々な動きを含む組手試合での適用が難しかった.そこで本研究では,組手試合中における選手の動きの慣性データからステップ動作が行われている区間を検出し平滑化する前処理を,従来の予備動作認識手法と組み合わせることで,組手試合中の予備動作を認識可能な手法を提案する.実験の結果,提案手法は組手試合の順突きにおける予備動作の有無を0.875の精度で推定できることがわかった.},
 title = {空手の組手試合における予備動作検出方法},
 year = {2025}
}