@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00198403, author = {川上, 哲志 and 谷本, 輝夫 and 北, 翔太 and 新家, 昭彦 and 小野, 貴継 and 納富, 雅也 and 井上, 弘士}, issue = {28}, month = {Jul}, note = {ナノフォトニックデバイスは光を情報媒体として扱う性質上,極めて突出した利点 (極低レイテンシ,低損失,高い耐雑音性,および,広い帯域幅) を有する反面,集積度の低さや電/光 ・光/電変換 (電力・時間) コストの高さといった問題がある.このような特異なデバイスを活用し効率的なコンピュータシステムを構築するには,デバイスの利点の最大化と欠点の隠蔽をシステムレベルで達成する必要があり,デバイス ・アーキテクチャ ・ソフトウェアを協調設計が極めて重要となる.本稿では,効率的な光コンピュータの実現に向けて,アプロキシメートコンピューティング応用に着目し光アナログ行列ベクトル乗算器のスループット,消費電力,計算精度の性能モデルを示す.性能モデルベースの評価結果は,光コンピュータの電力効率限界のみならず,どのパラメータが電力効率に大きく寄与しているかも示唆する.さらに,光コンピュータのハードウェアレベルのノイズが,アプリケーションレベルの最終出力精度に与える影響をシミュレーションで評価する.これらの結果と性能モデルは,光コンピュータの電力効率と精度の間の複雑なトレードオフを明確化し,システム階層を跨いだ協調設計の指針となる.}, title = {光アプロキシメートコンピューティングの実現に向けた電力性能解析}, year = {2019} }