@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00198025, author = {真島, 大輝 and 山田, 浩史}, issue = {14}, month = {Jul}, note = {仮想マシン(VM)ライブ移送は,ある物理マシン上の VM を稼働したままの状態で,異なるホストへ移送する技術である.VM ライブ移送を用いることでサービスを停止せずに VM の再配置が可能となり,メンテナンスや負荷分散が容易になる.VM ライブ移送は強力であるが,インメモリ DB のようなメモリ使用量が多いアプリケーションが稼働するVMの移送では,その送信しなければならないメモリの増加分の送信時間以上に移送完了までの時間が伸びてしまう.移送中は移送プロセスがマシンのリソースを使用するため,VM 上で稼働するインメモリ DB の性能が低下してしまう.本研究では,インメモリ DB のための VM ライブ移送手法を提案する.提案手法では,インメモリ DB のアクセスに局所性があることを活用し,メモリ空間をアクセスの多いものと少ないものに分け,移送直前にアクセスの少ない領域を削除することでメモリ転送量を削減する.これにより,移送時間を短縮して VM 上で稼働するインメモリ DB の性能劣化を抑えることを可能にする.提案手法を Redis 5.0.4,QEMU 3.0.93 上に実装し,その性能を計測した.提案手法は,ポストコピー方式と比べて転送量を削減し,総移送時間を 1 秒削減した.}, title = {インメモリデータベースと連動する仮想マシンライブ移送}, year = {2019} }