@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00195786,
 author = {坪内, 佑樹 and 松本, 亮介 and Yuuki, Tsubouchi and Ryosuke, Matsumoto},
 issue = {14},
 month = {May},
 note = {インターネットが普及し,Web サービスが広く利用されるようになるにつれて,利用者からのコンテンツ配信の速度への要求が高まっている.クラウドコンピューティングを利用する場合,利用者に対して高速に応答するには,全体のレイテンシの主要な部分を占めるネットワークレイテンシを低減することが重要となる.そこで,コンピューティングの利用者の近傍で要求を処理することにより,レイテンシを最小化する CDN ( Content Delivery Network ) が利用されており,近年では,IoT,スマートシティやクラウドゲーミングのような低レイテンシを要求するアプリケーションに向けて,クラウド上の処理を利用者近傍のエッジへと移動するエッジコンピューティングが研究されている.このような背景により,我々は,クラウドを中心に小規模データセンター,あるいはデータセンターと呼べないまでも小型のラック群があらゆる場所に分散していく超個体型データセンターの時代になっていくと考えている.超個体型データセンターを目指す上で,各データセンターを抽象化して利用するために,各データセンターの場所や規模を意識せずに,透過的かつ高速にデータを読み書きできる必要がある.本研究では,Web アプリケーションのコンテンツ配信の性能を向上させるために,データベースへのクエリ結果のキャッシュを分散したデータセンター間で一貫性を保ちつつも共有し,データセンター間のレイテンシを意識せずに,書き込み時と読み込み時の応答性能のトレードオフを解決するための基盤の設計構想を提案する.},
 title = {超個体型データセンターを目指した分散協調クエリキャッシュ構想},
 year = {2019}
}