粒子法シミュレーションコード開発のためのフレームワーク(FDPS)の開発

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2018-12-10
• タイトル: 粒子法シミュレーションコード開発のためのフレームワーク(FDPS)の開発
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: フレームワーク
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 理化学研究所計算科学研究センター
• 著者所属: 理化学研究所計算科学研究センター
• 著者所属: 株式会社PEZY Computing
• 著者所属: 株式会社PEZY Computing
• 著者所属: 株式会社ExaScaler
• 著者所属: 理化学研究所計算科学研究センター
• 著者所属: 理化学研究所計算科学研究センター
• 著者所属: 理化学研究所計算科学研究センター
• 著者所属: 神戸大学／理化学研究所計算科学研究センター
• 著者名: 岩澤, 全規; 行方, 大輔; 坂本, 亮; 中村, 孝史; 木村, 耕行; 似鳥, 啓吾; 野村, 昴太郎; 坪内, 美幸; 牧野, 淳一郎
• 著者名(英): Masaki, Iwasawa; Daisuke, Namekata; Ryo, Sakamoto; Takashi, Nakamura; Yasuyuki, Kimura; Keigo, Nitarori; Kentaro, Nomura; Miyuki, Tsubouchi; Junichiro, Makino
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: 粒子法は粗密の大きい系や空隙のある系のシミュレーションに強く，科学や工学の幅広い分野で使われている．しかし，「京」 の様な大規模並列計算機で効率よく動作する並列シミュレーションコードを開発することは容易ではなく，多くの研究者がコードの開発に膨大な時間を割いているのが現状である．しかし，粒子法シミュレーションコードの効率の良い並列化のアルゴリズムは，シミュレーション対象によらず似ている．そこで，我々は粒子法コードの開発を容易にするためのフレームワーク FDPS (Framework for Developing Particle Simulators) の開発を行った．我々は C++ のテンプレート機能を用いて FDPS を開発した．これは，ユーザーが定義する粒子のデータ構造と相互作用を扱えるようにするためである．我々の経験では，FDPS を使うことで様々なアプリケーションが数百行で書ける．また相互作用カーネルを十分最適化すれば開発したアプリケーションは多くのスパコン上で理論ピーク性能の 30-50% 程度の実行効率で動作する．本稿では FDPS の概要および，Ver.1 リリース後に追加された新機能，特にアクセラレータを持つ計算機を効率よく使うためのマルチウォーク法や相互作用リストを再利用する機能，さらに FDPS を C++ 言語以外から使うための多言語インターフェースについて報告する．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AN10463942
• 書誌情報: 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）; 巻 2018-HPC-167, 号 22, p. 1-9, 発行日 2018-12-10
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2188-8841
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会