@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00192085, author = {安田, 大誠 and 吉野, 孝 and 玉川, 裕夫}, book = {ワークショップ2018 (GN Workshop 2018) 論文集}, month = {Nov}, note = {2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災の経験から,身元不明のご遺体に対する身元確認の手段のうち,歯型鑑定による方法の有用性が報告されている.具体的には,津波などの住宅が消失するほどの被害を受けた場合においても,掛かりつけの歯科医院に本人の情報が存在すれば,身元確認をすることが可能である.さらに,近年発生予想がされている南海トラフ巨大地震では,東日本大震災を上回る被害想定がなされている.そのため,歯型鑑定がより効果的に用いられる可能性がある.また,厚生労働省の 「歯科情報の標準化」 事業により,各歯科医療機関で蓄積される歯科情報に対し,標準的なデータ形式を定義する取り組みが行われている.そこで我々は,厚生労働省の事業により社会活用できる段階となった歯科診療情報を用い,身元確認を支援するシステムの開発を行っている.システムの特徴として,歯が持つ階層構造に着目し,検索時の工夫としている.階層構造にすることで,災害時の歯の損傷などに対応が可能となっている.本稿では,現時点で 3 層まで実装したシステムを用いた評価実験により,以下の 2 点を明らかにした.(1) 3 層までの階層構造は,歯 4 本分までの表記揺れに対して,精度よく検索することが可能である.(2) 3 層まで階層を下げて検索するにつれ,検索精度を高めることができる.}, pages = {1--8}, publisher = {情報処理学会}, title = {歯科情報による個人検索支援システムの開発と評価}, volume = {2018}, year = {2018} }